約18年前、常連のお客様がガンでお亡くなりになりました。59歳でした。1ヶ月に1度の白髪染めと2ヶ月に1度のパーマを8年間続けました。染め始めてから25年位と言っていました。
当店は開業して約25年になりますが、当初からこだわりを持ち、皮膚に優しい、髪の毛を傷ませない薬液と、現在主流になっているアミノ酸やコラーゲン、ケラチンタンパクなどで髪の保護をするなど、他店よりは10年も先を行く最先端の店と思っていたのに、薬液の中に入っている化学成分の人体への有害性は皮膚が荒れる程度にしか思っていませんでした。
ですから、ガンで入院していたときも外泊許可が出るたびにパーマと毛染めをしたいと来店したときも断らず施術していました。
発ガン性があることを知ったのはお客様が亡くなるほんの数ヶ月前のことでした。もっと早くそのことを知っていればパーマと毛染めはしなかったのにと、悔やまれてなりません。
私がガンを作った張本人ではないかと自責の念にかられ、たこともありました。
私は、当店が原因になりガンが作られることがないようにと、経皮吸収されても安全な天然100%の染料と、発ガン物質が入っていないパーマ液を探しだしました。その甲斐があって、Q&Aでしかできない、天然染料と無臭素酸パーマ、そして天然系100%シャンプー・リンスの組み合わせで白髪が減ることを突き止めたのです。
天然100%にこだわるのも納得頂けると思います。
来店された全てのお客様に対し健康を害する化学物質を、皮膚から体内へ吸収させないという事を店の信条としこれからも健康こそが美しい肌と髪の毛を作る一番大切なことだということを知って頂きたいのです。
カリスマ美容師の出現によりカットのみで形を取るスタイルが大流行したのはご記憶の事と思います。その事によりパーマをかけるお客様が激減し美容室及び美容メーカ ーの売上げが大幅に減りました。
打開策として美容業界の考えだしたことは、今まであまりお客様がされていなかったヘアカラーを薦めることで、売上げアップを計るというものでした。
「髪が黒いと重たい感じがするから明るく染めた方がいいですよ」などと言われて染め始めた人が多いのではないでしょうか。
売上げアップという美容業界の思惑から発せられた言葉がまんまと功を奏し今日の茶髪ブームとなったのです。
最近、医療関係者から本来は無臭透明のはずの妊婦さんの羊水が、白く濁っていてシャンプーの様な臭いまでしていると何とショッキングな話を聞かされました。当店にも、看護婦さんがいらっしゃっているので確認したところ事実との事でした。さらに開腹手術でも以前は無臭だった内臓も今では「物が腐った様な臭いがする」と言っていました。
今しかできないからと言って染めている中・高生、、自分の意思とは関係なく無理やり染めさせられている小学生や幼稚園児、国民総茶髪状態の世の中にあって子供達の体が危ぶまれます。
経皮吸収で体内へと入った有害物質は体全体(とりわけ肝臓)に行き渡り蓄積することが解っています。早い段階から摂取すれば発症も早くなるのは当り前のことです。
子供達の脳にもう影響が出てきている兆候と見る向きもあります。
授業中じっとしていられない子や万引きしても罪の意識が無い子。自己中心的な考えしか出来ない子 ここ数年前から見受けられる用になってきた現象です。
身体に奇形(日本は世界1の奇形率)が見受けられれば妊娠初期に優生保護法により中絶できますが、脳の内部に極々わずかの異常があっても外部から知る由もなく生まれてみないとわからない状況です。
マウスの実験で、脳の出来る前の段階で環境ホルモンを摂取させると脳の発達に多大な影響が出ることがわっています。
食べ物にも環境ホルモンが含まれていることはご存知のことと思います。食事に気を使うのは結構面倒で大変なことです。成長期に経口吸収と経皮吸収の両方から体内に入ればそれは大変怖いことです。今の日本の食生活において口から有害物質を入れないとゆうことはほとんど不可能な状態なので、経皮吸収しても安全な物を使うべきなのです。
自分の身は自分で守るしかないのです。
食品の添加物にも有害化学物質が使用されていますが、あえてここでは触れないようにしておきます。
アフリカは紫外線が非常に強く、人々の肌を守る為にメラニン色素が大量に増殖して肌と髪が黒くなりました。
ヨーロッパは逆に紫外線が弱くメラニン色素が少なくても肌を守れるので、色は白く髪の色は明るい色をしている人々が多くいます。
アジアはアフリカとヨーロッパの丁度中間位の強さで肌は黄色、髪は黒(厳密には暗褐色)です。
日本の紫外線が強くなってきていることはご存知の事と思います。
紫外線を肌に降り注がないようにし、守ってくれるのがメラニンという色素です。色素が多いほど髪の色は黒く、紫外線の吸収力も強くなり皮膚ガンにならないように守ってくれます。しかし最近の茶髪では頭皮を守るのは無理でしょう。
自然環境が長い年月をかけて作り上げた日本人の黒髪を染める必要が何処にあるのでしょうか。
私たちが生きていくのに必要不可欠なものといえば水、食料、そして空気。水道水の中には約300種類の化学物質が混入していて浄水器でもろ過することは不可能といわれています。年々、塩素の量も増えて、「人間が飲める基準をはるかに超えている」と言って水道関連の仕事に従事している方々はミネラルウォーターしか飲まないと言っています。
食べ物では大量の農薬を使って収穫された米や野菜、抗生物質で育てられた豚やにわとりの肉、スズや鉛で汚染された魚介類、過剰すぎるほど食品添加物が入った加工食品。安全に食べられるものがない時代になってしまいました。
空気も排気ガスによる窒素酸化物やイオウ酸化物、亜硫酸ガスなどの増加により肺や気管支といった呼吸器管への影響が増えてきました。
口や鼻から入る有害化学物質は今の状況では排除することはできません。
だから、皮膚からの有害物質の吸収は避けなければならないのです。世界で一番毛染めをしているのが日本人です。そしてほとんどの人が毎日お風呂に入って合成シャンプー・合成リンスそして合成ボディーシャンプーで体を洗う。綺麗好きが災いしているのです。合成界面活性剤が入ったもので皮膚を洗えば皮膚の表面は清潔になるかもしれないが体内は有害物質によりジワジワと汚染されて行きます。
それと同時に排水溝から流れ出た有害物質は川を汚し、田畑の土を汚染し魚介類にも影響を及ぼし水道の水とし我々に返ってくるのです。
毛染めをしている人が約1000万人をゆうに越えるといわれています。その人たちがすすいだ汚水から出るダイオキシン類、環境ホルモンは計り知れない量になるでしょう。
妊娠中の方のパーマや毛染めを施術する店があります。
せっかく来た客をむざむざ帰すのは勿体ないということで危険と知りながらやってしまう店。
めんどうで薬液の取り扱い説明書も見ないで何が危険かも知らない店。
低料金だけど使っているのはメーカー品といって、最低の薬品を仕入れている店。
開業して何年も経つのにオープンプライス何パーセント引きを続ける店など、お客様の身体を思いやる薬液など到底使うことができない店。
あなたはどんなお店に行っているのでしょうか?そのようなお店を選択して行っているのであれば自己責任において将来、どんな事になろうともしょうがないとあきらめて下さい。
自分の身は自分で守るしかないのです。