仙台のヘナ専門店 カッティングサロンQ&A 美容室
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シャンプーの知識
- 安価な石油原料から抽出され、化学合成された原料で造られるのが一般に市販されているシャンプーでありリンスなのです。そのためにシャンプー、リンスの有害性が指摘され、問題になっているのです。ですからシャンプー、リンスはよくすすがなくてはいけないし、顔や体などの皮膚は洗えないのです。
2001年4月1日から、表示法が改正され使用した全ての成分表示を義務付ける事となりました。
これにより、表示指定成分と有効成分が混在して表示されてしまうので、購入の際の予備知識がより大切になってきます。
- ● 表示指定成分
アレルギーや皮膚障害を起こす有害性が確認されており、厚生省が使用者のために化粧品のボトルや箱に表示することをメーカーに義務づけていたものです。約180種類が指定されていましたが実際には、約2000種類の化学薬品が使用されています。
シャンプーに使われる主な指定成分
1、合成洗浄成分(合成界面活性剤)
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩、トリエタノールアミン
ラウリル硫酸ナトリウム、セチル硫酸塩 等
2、キレート剤(補色剤、酸化防止剤、発泡助剤)
酢酸トコフェロール、エデト酸 等
合成着色料(青色1号、黄色4号、緑色3号 等)
3、酸化防止剤
ジブチルヒドロキシトルエン、ジブチルヒドロキシアニソール 等
4、合成加脂剤
ポリオキシエチレングリコール、プロピレングリコール、セタノール、セトステアリルアルコール 等
5、合成リンス主剤
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルアンモニウム、塩化アリキルトリメチルアンモニウム
6、香 料
合成香料
7、防 腐 剤
パラベン、デヒドロ酢酸、オルトフェニフェノール(OPP)、安息香酸塩、オキシベンゾン、トリクロサン 等
〇 合成洗浄成分(合成界面活性剤)
水と油のように本来なじまないものをなじませる物質をいいます。陰イオン系・陽イオン系・非イオン系・両性イオン系があり1千種類とも2千種類ともいわれている。
●恐るべき浸透作用
皮膚というものは本来防御作用としての働きがありどんな物質も簡単には取り込まないようにできています。
皮膚に付着すると衣類や食器の油を剥ぎ取るように、皮膚表面にある非脂肪膜を剥ぎ取ります。それと同時に細胞と細胞の隙間を開き細胞膜を溶かし細胞を破壊します。これが皮膚障害、肌荒れ、ひび荒れなのです。そしていっせいに皮下に入り込み皮下組織を破壊し、血管壁を破壊し血液の中に侵入していくのです。
●恐るべき乳化作用
液体と微粒子を混ぜ合わす働きで、皮膚細胞をはじめ、神経繊維や内臓細胞を次から次へとの細胞膜を溶かし細胞内のタンパク質を変性させてしまうという力を持っているのです。
●恐るべき残留性
皮膚から侵入した合成界面活性剤は決して途中で分解されることなく体内を駆け巡ります。そして肝臓に蓄積し肝細胞を変性さたり腎臓の尿をろ過する膜の細胞を破壊するなど細胞障害を起こすといわれています。その他にも肺、心臓、脳、脾臓、副腎にも変性を起こしているとの報告があり、精子と卵子も破壊されているのであれば不妊の原因の可能性もおおいに考えられます。
- ◆トリエタノールアミン
乳化成分
クリーム・ローション・ポマードなど
皮膚から吸収され、 皮膚、粘膜、眼を刺激する。発ガン性の報告がある。亜硝酸と反応して発癌性ニトロソ化合物を作るからとされている。
- ◆ラウロイサルコシンナトリウム
起泡剤
シャンプー
毒性は弱い
- ◆ラウリル硫酸トリエタノールアミン
乳化剤・分散剤・湿潤剤・希釈剤・界面活性剤
シャンプー・歯磨きなど
アルコール系(非イオン)。脂肪を除くので皮膚が乾燥し荒れる。皮膚から吸収されると、皮膚、粘膜眼を刺激する。発ガン性の報告がある。
- ◆ラウリル硫酸塩
乳化剤・界面活性剤
クリーム・シャンプー・パーマ液など
アルコール系(陰イオン)。代表的なAS系合成界面活性剤で急性毒性、亜急性毒性のほか胎児毒性や腎臓肝臓、障害を起こす報告もある。脂肪を除くので皮膚が乾燥して荒れことがある。
- ◆ポリエチレングリコール
保湿剤・界面活性剤
クリーム・リムーバー・ヘアトニックなど
皮膚毒性は弱い。飲み下すと肝臓障害を起こす。不純物に毒性があることがある。発ガン性が報告されている。発癌促進作用もある。
- ◆プロピレングリコール
保湿剤
クリーム・シャンプー・リンス・育毛剤・デオドラントなど皮膚毒性は弱い。飲み下すと、肝臓障害をおこす。溶血性がある。
- ◆ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩
乳化剤・界面活性剤
クリーム・化粧水・ローションなど
アルコール系(陰イオン)。1分子あたりエチレンオキサイドが3-10分子ついているが、エチレンオキサイドの数が多いほど皮膚反応が強くなるデータがある。
- ◆ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン
乳化剤・界面活性剤
クリーム・化粧水・ローションなど
アルコール系(非イオン)。1分子当たりエチレンオキサイドが3-10分子ついているが、エチレンオキンオキサイドの数が多いほど皮膚反応が強くなるデータがある。